塗装の種類と性能、選び方について

お客様のご予算、現地の環境、現在の塗装の状態をしっかり把握した上で、最適な塗料をご提案差し上げます。

塗料には、性能グレードがあります。
樹脂の性能が上がれば、耐久性・耐候性が上がることになるのですが、これは艶退けの起きにくさでの話で、外壁を守る塗料ということであれば、クラックの発生を抑える 弾性塗料や密着力を得るための硬質塗料などと目的によって様々な選択肢があります。

種類耐用年数特徴
アクリル樹脂4~6年耐久性や耐気候性に優れています。
塩化ゴム6~8年耐水性・耐塩水性・耐薬品性に優れています。
自然環境が厳しい船舶や鉄橋などに使われています。
ポリウレタン樹脂8~10年一番多く使われており、耐久性や耐磨耗性に優れているだけでなく、
耐油性や耐薬品性も優れている高品質の塗料です。
シリコン樹脂13~15年透湿性に富む塗装の膜を形成。また塗装膜の膨れやはがれ、
さらに、建物の内部結露を防止する塗料です。
フッ素樹脂18~20年長期耐候性があり、塗料としては最高水準の性能です
一般のお住まいでも幅広く使われています。

耐用年数が長いほど価格は高くなります。また、いくら耐久性が良くても、色には飽きや流行も ありますので、簡単に塗り替えが出来ない高層ビルなどは別ですが、住宅用ではそこまで高耐久な塗料は必要ないでしょう。
むしろ価格的に手ごろで、汚れにくく、防カビ性能や、洗浄機能といった付加性能がついた住宅向け塗料を選ぶのが良いでしょう。
最近では、シックハウス対応型や、遮熱、調湿度・空気洗浄塗料といったものや、光触媒で雨で汚れが落ちる塗料など、様々な機能性塗料もあります。
高橋建装では、お客様のご予算、現地の環境、現在の塗装の状態をしっかり把握した上で、 最適な塗料をご提案差し上げます。